色彩知育教室Lino Mahaloの理念は
どんな子もどんな人も自分の可能性ある未来を手にできる
➖➖自死のない社会を創る➖➖
です。
今日はこの理念に込めた想いを書きたいと思います。
私は長く精神科病院や大学病院で相談員として働いてきました。
新卒で入った病院で3年が経った頃、社会復帰施設の立ち上げに携わることになりました。
他の施設様の見よう見まねで施設の実務面の枠組みを作り、その施設が軌道に乗ったかなーーと思った頃、その施設に入所されていた若い女性の患者さんが施設をエスケープした後、自死という選択をされました。
もう15年以上も前のことです。
お父様から訃報の連絡を受けたその瞬間を私は今でも忘れられません。
エスケープ直前に何気なく、いつも通り挨拶した瞬間を今でもはっきり覚えています。
それは私にとって初めての身近な存在の自殺。
人を支える、人の生きづらさを支える【相談員】という仕事をしていた私が新卒後積み上げてきたものは崩れ落ちました。
死んでしまうほど苦しんでいた目の前の人を救えないのに何が相談員だ
どんな気持ちで施設を後にしたのか
どんな気持ちで死に向かう準備をしたのか
病気でも事故でもなく、衣食住もあるのに、自分の未来に絶望して自ら死を選んでしまう。
何かできなかったのか?
どうしたら止められただろうか?
自分の無力さを後悔し続け、その後、何人もの患者さんの死を経験しながら、人は自分らしく生きられないと死を選んでしまうものなのだと体感として理解してきました。
「自分らしく生きる」
それは誰もが「自分の思い通りに生きられる」ことだとは思っていません。
色んな環境・状況で生きづらいと感じることはあっても、「自分は生きている意味がある」とひとときでも自分で認められること。
それは
小さな”好き”が認めれた瞬間だったり
小さな”できた”が認められた瞬間だったり。
小さな”あなたのそこ、素敵だね!”が心に届いた瞬間だったり。
小さなもので良いと思うんです。
その小さなものが積み重なって自己肯定感に繋がるのだと信じています。
「生きる」を選択し続ける力
それを育む支援がしたい。
何度も自分の無力さにぶち当たってきたルーツを持つからこそ
色の自由さ、多様さが「そのままのあなたが良い」「そのままのわたしで良い」を目で見える形で感じさせてくれることに強烈に惹かれました。
かしこ式言葉がけが「そのままのあなたが良い」「そのままのわたしで良い」を簡単に豊かに伝え合う助けになってくれることに強烈に惹かれました。
だから色彩知育®なんです。
私は誰にとっても簡単で、誰にとっても優しく生きる力を育んでいくことができる色彩知育®を生きづらさを感じているこどもたちに届けていきたいと思っています。
だから「不登校」やこどもの居場所づくりに関わっていきたいし、発達に特性のあるこどもたちのサポートも力を入れていきたい。
そして、そのこどもたちの周りにいる大人・・・
親・支援者・地域の方に色彩知育®を知ってほしい。色彩知育®を取り入れてほしい。
色彩知育®を当たり前にして
こどもが自分の未来に絶望することのない社会を一緒に作っていく仲間になってほしい。
色彩知育®は新しい色の使い方と自己肯定感を育む言葉がけが大きな特徴です。
そしてその根本はこどもたちの環境、こどもたちの今この瞬間を作っている大人の皆さんが【どうありたいか】を問い続けるメソッドでもあります。
起業してからのこの1年で有形無形色んなことに取り組んでみたけれど自分1人でできることには限りがあります。
こどもたちが自分の未来に希望が持てる社会を一緒に創っていきませんか?
”ぼく・わたしは大切な存在なんだ”そう思えることは生きる力です。
そう心から思えたらこどもや若者は自ら死を選ばないと信じています。
あなたのお子さんや周りの方に生きる力を一緒に届けていきませんか?
色彩知育®を取り入れて、こどもたちの未来づくりを一緒に手伝ってくださいませんか?
色彩知育®は様々な方法があります。
まずは一度、色彩知育®の創り出す時間を体感しにいらしてください。
福祉事業所・法人様向け説明・体験会を随時開催しております。お気軽にお問い合わせください。